久方ぶりの投稿になります、サユールです。
先日のことになりますが、とある方からお問い合わせのメールを受けました。
その内容は、かつて石徹白から北海道の富良野に入植された祖父・祖母をお持ちになる方からで、最近叔父から初めてこの「石徹白」という地名を教えてもらった、自分は父親から福井県出身とは聞いていた、この石徹白に自分の遠縁にあたる人がいるものか教えていただきたい、といった内容でした。
細かい内容は個人的なことになりますのでここでは割愛しますが、さて、いったいどうやって調べてみようか?と、当然ながら思ったわけです。自分のような石徹白”外”出身者はともかく、石徹白在住者にとっても、かつての北海道移住者が多かったのは明治から大正にかけてのこと。そんな昔のことを知っている人間がいるのだろうかと思いました。
たまたま義母にこのことを話したら、一冊の本を持ってきてくれパラパラとめくり始めました。ちなみにお問い合わせの中でそのお祖父さんとお祖母さんのお名前は書き記してありました。すると、「あ~、あったわ!」というではないですか!
「いとしろ」に暮らした人たち・・・上村俊邦著(2001年)
さすがにびっくりしてみてみましたが、それは明治後期から大正期にかけて石徹白から北海道に移住された人たちの名簿が記されていて、先のお二方(お祖父さんとお祖母さん)の名前もあり、さらにそこの両親(つまりお問い合わせの方から見れば曾御爺さん)の名前から、そこの家名(=屋号)、またどこの家の何女を嫁にもらった、などなど、もう驚くくらい詳細な情報がありました。
この資料の基となったのは、上村太郎兵衛さんという方が大正4年に記されたものということです。ちなみに「太郎兵衛=タロベエ」さんというのは現在もしっかり屋号として石徹白に残っており、そこの若嫁さんが現在「くくりひめ」の一員としてガンバっていたりもします。また、今回の件については上村太郎兵衛さんのご子息にあたる修一さんにもいろいろお話を伺いました。ありがとうございました。
で、紹介が遅れましたが、この本を書かれたのは石徹白の郷土資料家である上村俊邦氏で、平成13年に『白山山麓・石徹白シリーズ』として発刊された本のうちの第7集にあたるもので『「いとしろ」に暮らした人たち』として出版されました。
実は石徹白に関するこうした書籍というのは結構あったりします。僕自身はそのうちのほんの少ししか目にしたことはありませんが、当初石徹白公式ホームページ「石徹白人」をスタートさせる際にも、こういった過去から現在、さらにはこれからも書き記されるだろう石徹白に関する文献やデータ、さまざまな資料をまとめるデータベースとしての役割も担えるんじゃないかなぁ、という考えもありました。
ま、実際はなかなか実行できないという、ありがちな状態で今に至るわけですが、少しづつにでもなんだかの形で紹介できないかなと思います。
言ってみれば”WEB版「いとしろ図書館」”です。ホームページ上でこんなアイディアが実現できるとなかなか面白いと思います。
明日はくくりひめの『1日カフェ』の日です。
今日は雪が降りました。今は止んでいるようですが、明日は足元にお気をつけておこし下さいね。
明日も真心こめた手作りメニューでみなさまをお迎えいたします。
ちゃんと写真もとりましたよ。
きんぴらパウンドケーキに石徹白産小豆抹茶寒天のスイーツセット

そしてパンセットは
卵マヨサンドイッチに石徹白産ブルーベリージャムロールサンド、コールスローサラダ、うさちゃんりんごにそして石徹白産小豆抹茶寒天です。

ランチもやっておりますが、予約となります。明日はあと2~3名様分で限定数に達しそうです。
ありがとうございます。
店内には新しい試みとしてBGMを流し、雑誌を数点置いてみました。1日中でもゆっくりとくつろいでお過ごし下さい。
今日はくくりひめのRさんが米粉のパンを焼いてくれました。

焼き立てを届けてくださったので、それはもうほっかほか~のもっちもち~でゴマの風味が香ばしくてとっても美味でした。昨日の試食会の中で材料調達を出来るだけ石徹白産のものをと言っていて、小麦を買うよりは石徹白の米を使おう、でも製菓用の米粉でないので上手にふくらまないし、硬くなるかもなどと悩んでいると「とにかく作ってみるわ」とすばやい行動力。さすがっ、Rさん、ありがとうございます。
Rさんはお義母やご近所さんにも試食していただいたそうです。感想を聞いているうちに
「このパンは安く作れるのか?」とご心配頂き、
「そんなに安くも作れませんが、手間はかけてます」とRさん。
「それなら買ってきたパンでいいぞ~」の励まし。
『確かに~』DAIGO張りに納得してしまいました。
私たちの手間隙かけた料理をというコンセプトが石徹白の人やお客さんのニーズに合致しているかというと必ずしもそうでもないかもと実感したオチでした。きっとこのバランスが取れたときがカフェの成功にもつながるかな?石徹白の人やお客さんが求めるものは何かな?まだまだ勉強しないといけませんね。
今日は今後のカフェのメニュー決めをするのにメンバーが集まりました。
いつもなのですが、女の子(?)が集まるといろいろあれもこれも話が長くなり1日中しゃべり倒します。
どうせ1日になるならと各々が試作というかなんかかんかお昼に食べるものを持ち寄ってこれだけ集まりました。

黒豆とごぼうのパウンド 里芋みそ和え かぼちゃの白玉ぜんざい
米粉クレープ れんこんや玉葱のはさみ揚げ 抹茶寒天のあんみつ
黒糖と胡桃のホワイトショコラケーキ ココアと米粉のココアパウンド
米粉かりんとう そうめんかぼちゃの和え物
今日はこんな品揃えで、もう満腹、満腹、幸せでした。
くくりひめのカフェのコンセプトは『石徹白の四季の恵みを使った料理』なのですが、今年は秋からこのカフェを始めたので、素材の準備が十分でなかったのですが、それでもなるべく今ある石徹白産のものを使って試行錯誤しています。なぜ石徹白のものにこだわるかと言うとコスト面も考慮するのは勿論ですが、
カフェで石徹白産のものを使う⇒石徹白産のものを頑張って作る⇒石徹白産のものでわずかな収入が上がる⇒そのお金でカフェでちょっと贅沢にランチ
なんてサイクルが起こればいいなぁと思っているからです。畑仕事ってとても大変なのですが、こんな小さな楽しみがあれば頑張れそうな気がします。
そんなわけでメンバー全員春になり雪が融けて畑仕事が始めることが出来るようになるのが楽しみです。また山菜採りや木の実集めも沢山とるぞーっと気持ちだけは張り切っております。
今度の1月30日(土)のカフェには抹茶寒天のあんみつが出る予定です。
抹茶好きにはたまらない濃厚な抹茶寒天と石徹白産の小豆の甘さが絶妙なバランスです。お楽しみに!!
石徹白農村センターで10:00~15:00営業です。

夕べの雪はそんなに降りませんでした。

午前中は日が射して暖かかったのですが、午後は曇って寒くなりました。太陽が出ていると出ていないでは大違いです。(・0・。) はこれから夜勤に行ってきます。
今日は日勤でした。最近の(・0・。) の仕事はとても忙しくて日勤すると毎回19時まで残業になってしまいます。今度の給料日が楽しみですが、身体的には辛いです。
なので今日は何にも書くことがありません。でもせっかくなので昨日撮った写真を見てください。

こういう写真を撮るとちょっと気取った感じがして本意ではないのですけど、携帯のカメラで撮っているのでまあいいかと思います。中居神社の杉の巨木です。今日石徹白では何があったんでしょうねえ。(・0・。) の方が知りたいです。
ちなみに今日は気温がさほど低くないので湿ったボタン雪が降っていました。県道の路面は雪で覆われています。今日は車がよく滑りました。気温は0℃から-1℃くらいではないかと思いました。
三ノ峰と別山がきれいだったんで、近くで写真が撮りたいと思っていつも上在所に行くのですけど、いい場所が見つからないまま中居神社まで行ってしまいます。

鳥居の横に注意書きが。落雪注意の看板です。積雪に備えて高いところに表示されています。足場は幅2メートルくらいで踏み固められ、夕べの新雪があっても歩きやすかったです。

橋は手すりまで積雪で気をつけないと川に落ちそうですが、昔は丸太の橋だったんで(・0・。) は普通に感じます。
でもこの橋を渡った後は前の人の足跡をたどらないと落ち込んでしまいます。夕べの新雪で足跡が隠れていたので数回雪に落ち込んでしまひました。

誰もいないかなと思っていましたが、他所からみえた品のよいご夫婦風の方が二人参拝されていました。

今日は絶好のスキー日和でした。たくさんのボーダーの皆さんがおいでくださったようです。ありがとうございます。どうかお帰りはお気をつけて。
今日はいい天気ですね。せっかくなんで下の道を見に行って見ました。

除雪はここまで。県境まであと1.5キロくらいのところです。福井に抜けて帰りたい関西方面の方もおいででしょうが、冬季通行止めなのでお願いします。

冬は岩場が雪に隠れるので川はこんな感じです。遠くの三ノ峰と別山がきれいでした。
ほほーっさんや、くくりひめさんの記事、おもしろいですよね~。
負けじと、私も投稿させていただきます。
(今日はなんと、当ブログ、4つ目の更新ですね!)
さて。
石徹白では、毎年、いとしろシャーロットタウンスキー場にて、
地元の小学校・保育園の子供たち、地元の住民と、
一般の方が参加できる、「ふれあい雪の集い」を開催しています。
今年は、2月10日(水)に開催することになりました!

ちなみに、内容は、こんな感じ。
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『第1部:石徹白小学校,保育園の子どもたちの競技』(8時半~10時)
以下が、一般の方も参加できるプログラムです。
『第2部:誰でも参加できる ふれあい雪のつどいプログラム』(10時~12時)
1.スキーパレード&開会式
小学生のプラカードによるパレードで開始
2.種目A タイム予告スキー・スノボー競技
予想滑走タイムを事前に申告してから競技します。
予告タイムに近い人上位3位まで入賞です。
同一タイム差は速いタイムの方を上位とする。
3.種目B 勝ち抜きそり競走
1組4~6人ずつソリで滑ります。
各組1位で決勝トーナメントを行います。ソリは用意します。
4.種目C くじつきパン食い競走
パンの袋にくじ番号がついています。競走ではないのでゆっくりどうぞ。
100個用意してありますから全員が参加できます。
5.閉会式
※閉会式後 参加者で後片付けをお願いします。
これは、一般の人が参加しても、楽しそうですよね~!
スキー・スノボ競技のタイムを計るなんて、普段なかなかやらないし、
雪の上で、そり競走に、パン食い競争なんて、おもしろそう!
しかも、石徹白の人たち、子供たちと触れ合えるのです。
かくいう、私、ひらのも、岐阜市在住ゆえ、いまだ参加したことがありません。
今年こそはぜひ参加したい!!
こういうイベントを、当たり前のように毎年やっている石徹白は、
本当にすごいところだなぁと思うわけです。
平日ですが、参加できる方はぜひ!!
開催日時:平成22年2月10日(水)8時~12時 (天候不良の時は中止 7時に放送)
※一般の方が参加できるプログラムは、10:00から12:00に行われます。
場 所:いとしろシャーロットタウンスキー場
主催:郡上市石徹白自治会 主管:石徹白公民館 協力:いとしろシャーロットタウン
一日カフェ以外のくくりひめのブログもとってもいいですね(^▽^。くくりひめもたくさん人がいるし、「石徹白ニュース」にはまだブログの書き手がこんなにいるのでみんなで盛り上げたいですね。
さっき雪かまいのことを書いたので今日はもうOKと思っていたら、晩飯がこれだったので思わず写真を撮りました。

ここで紹介したニシンの漬物です。子供の頃はあまり好きではありませんでしたが、大人になると美味しくなりました。麹が入っていて少し酸っぱさのある味ですがニシンも大根も美味しいです。写真では火がよく通るように、少し水を入れています。