今日はとうもろこしの二番子(にばんこ)採りをしました。

石徹白のとうもろこしはおかげさまで甘いと評判です。昼と夜の気温差が大きいことが甘さを増す要因とされています。でもそれだけではなくって、一つの茎にとうもろこしを一つだけ成らせてそれに養分を集中させています。通常とうもろこしの茎には実が3つから4つつくので、一番先に成ったもの以外を摘果しています。

普通こんな感じです。一番のとうもろこしの下にまだ毛の白い2番目があります。それを取っていきます。


こんな感じになります。取った2番子はこんなんです。
実際は3番子も生えているのでそれも取っていきます。昔はただ捨てていましたが、街では小さいとうもろこしをヤングコーンと称してサラダに入れたりラーメンに乗せたりするようで、最近うちでも茹でて利用するようになりました。おっかさんはパック詰めにして道の駅で売っています。
今日畑に入って分かったのですが獣害でとうもろこしがやられていました。

どうも猿が夜中に来て、とうもろこしを食っているようです。

ハクビシンがかじるより皮が剥いてあって、上手に食っています。

うちもこんな風にハクビシンについては電線に電気を流して防獣対策はしていましたが、猿は頭がいいですからなんてことなしに進入できるようです。
せっかく大切に育てたとうもろこしをエテ公にやられる訳にはいかないので早急になんとかしなきゃなあと思います。
今日は石徹白の一大イベント、白山道清掃登山がありました。

この白山清掃登山はその昔、白山信仰でお参りに来る人たちのために白山に向かう登山道の道草刈りを石徹白の住人が行なっていたのですが、過疎によってその行事が維持できなくなったため『清掃ボランティア』のご協力を得て現在まで続けているという、そういうものです。でも実際草を刈るのは大変な作業ですので委託された石徹白の人が草刈りをし、清掃ボランティアの方にはそれらの片付けなどを行なってもらっています。
朝6時30分、受付が始まりました。毎年見かける方も見えますねぇ。ありがたいことです。

中居神社の神職さんが、参加者のお祓いをします。

今年はこれだけの参加者に集まっていただきました。

この後主催者の挨拶や、作業説明、スタッフの紹介などがありました。(・0・。) は救護員として紹介されました。
式典がすんで、バスや乗り合わせで登山口に向かいました。

最初の難関は420段の石段です。昔は息が切れて登るのに10分かかりました。

朝の石徹白大杉です。毎年ここで記念撮影があります。例年船戸先生が写真を撮ってくれていましたが去年からは曽我先生になりました。

あんまり顔が分からないので寄ってみました。

いよいよ登山開始です。あっという間に(写真がないだけですが)神鳩避難小屋に到着しました。

今年は環境省の方と環白山の関係者のご指導で、外来植物の「オオバコ」の除去をおこないます。

白山にもオオバコはあるそうですが、ここに生えているのは低地のもので登山者の靴などで種子が運ばれてきたそうです。知らなかったのですが、根っこと茎のあいだに成長点という場所があり、そこで切断すればオオバコの根は枯れていくそうです。「根切り」という道具で作業しました。

こんな感じです。分かりにくいけど。

ここで除去したオオバコは袋に入れて持ち帰ります。環白山のスタッフの方は「干してお茶にする」と言ってました。薬草としても知られていますしね。
作業後、A班は銚子ヶ峰をめざします。母御石です。

夏やまーって感じがします。

いよいよ銚子に到着しました。

こんなにいい天気です。三ノ峰も別山もこんなにはっきり綺麗に見えます。これが三ノ峰で

これが別山です。あんまり言われませんが別山も『白山』です。御前ヶ峰、剣ヶ峰、大汝が白山主峰ですが。

ここはももすり岩。言われは腿がすれるほど通るのに狭いでしたっけ。

銚子でもオオバコの除去を行ないましたが、確認できたのは11株だけでした。

結構銚子も来ましたがこんなにいい天気はなかなかないです。ある人が、「子供が小学生を卒業したらこの清掃登山に関わりがなくなるから、卒業する前に一回だけ登ってみよう」と思って参加したそうですが、登ってみたら綺麗な景色に魅了されて登山が好きになったと言ってました。去年参加だったら大雨に苦労してもう二度と登らなかったかも知れないことを思うといいご縁があったなあと思って聞きました。
それと市外からの参加の方で、この「石徹白ニュース」を見てますと言ってくれた方もいたそうです。最近ブログ書くのが辛いですが(^▽^、そういう声を聞くと頑張ろうって思います。ありがとうございます。

今年の清掃登山も無事終了しました。参加された皆さん、どうもありがとうございました。ご意見などあったらホームページからメールしていただけるとありがたいです。今年も伝統が守られたのは皆さんのおかげです。また来年もお会いできると嬉しいです。読んでいただいてどうもありがとうございました。
昨日今日と白鳥の町民体育館でソフトバレーボール大会がありました。石徹白のチーム『MAX』も大会に参加しました。
今回は参加できるメンバーが少なくって、石徹白公民館長のひでなりさんに応援に来てもらいました。

試合前の挨拶です。白鳥は郡上の中でもバレーのレベルが高いと思います。

MAXはすごいスパイクが打てる選手がいる訳ではないですが、とにかくボールをよく拾うので、若いチームにも結構善戦できます。それと年の功と言っていいのか、試合の流れを自分たちに持っていく力があると思います。
結果は昨日予選ブロックを勝ち上がり、今日は3位決定戦に進みましたが残念ながら敗退してしまひました。それでも若いチームに引けをとらない試合ができました。何と言っても「いとしろ」とか地元Tシャツなんて着ているチームはうちだけです(^▽^。
中日新聞に集合写真は載りませんが(3チームは新聞に載るそうです)、地域チームなのはうちだけです。誇らしいと思っています。

こんなメンバーで試合をしました。
先日の石徹白の創業祭(夏の祭り)の日に、郡上市のある幹部会のゴルフコンペに行ってまいりました。結果は90で優勝でした(^▽^;。(一年ぶりだったし最近100を切ったことなかったのに。)
ということで石徹白ニュースの管理者としてあるまじき行ないであったことをお詫びしつつ、創業祭の様子を誰かに上げてもらいたいのでよろしくお願いします。
ちなみに白鳥高原カントリークラブから見た石徹白の山々はとても綺麗でした。山の写真を撮るならベストポジションです。カメラを持っていかなかったの、失敗だったなあと後悔しました。それと涼しくて参加者から「やっぱり石徹白は涼しいなあ」と言ってもらいました。山とゴルフ両方が好きな人ってあんまり多くない気がしますが、白鳥高原に行ったら石徹白の山の写真を撮るのもいいと思います。地元の利で優勝できました。
こんばんは。サユールです。
さて、今日はワタクシごとを絡めながらのお話しなのが恐縮ですが、明日(7/18)の石徹白関連の催しについてお知らせです。
ます1つは、中居神社にて執り行われる『創業祭』についてです。
今年も石徹白の女の子3名の巫女による「浦安の舞」が奉納されます。創業祭は大宮殿の中ではなく、古来の祭祀である「お磐境」の前で執り行われます。春の例大祭にお見えになられた方も、この創業祭も石徹白に伝わる大切な行事の一つですので、ぜひ見にいらしてください。
今年からうちの娘も巫女として舞わせていただきます。こうして自分の娘が石徹白の伝統行事の継承に携われる機会が頂けるというのは、ありがたいことです。
もう一つ、こちらは道の駅 古今伝授の里やまと(場所>>)花の交流館ゆきばたつばき(花屋さん)隣・特設会場で開かれる、ふるさと郡上会の1日限定のサテライトショップ・「郡上暮らしセレクトショップ」です。
これは郡上市の交流・移住推進協議会が運営する『ふるさと郡上会』が郡上の暮らしをお伝えする、超こだわりの逸品ばかりを集めた特別なお店として1日だけの企画です。
こちらに、うちの農園サユールイトシロが野菜を出すことになったので、これを機会に一緒に「石徹白人Tシャツ」「石徹白ポストカードセット」なども一緒に並べて、合わせて石徹白の紹介もしてほしいと要望したところ、快く快諾していただきました。
こちらでも紹介していただきました(宣伝臭くてスミマセン) http://gujofun.exblog.jp/14187516/
これらTシャツやポストカードの売り上げによる利益は・・・わたしたちHP制作委員会の貴重な運営資金となりますゆえ、こちらのほうも皆さん是非お手にとって見てください、ね。
四季のなかでどれが一番好き?という質問がありますが、(・0・。) は全部好きです。一番は秋ですけど。
今日広い範囲で梅雨明け宣言が出ましたね。石徹白は雲が多くて日差しが隠れていることが多いですが、いったん陽が当たると紫外線が肌に刺さる感じがします。あんなに大雪が降るのに夏はすごいですね。

夏は景色に濃淡がくっきりでる気がします。うちから外を眺めると「ロックフィールドイトシロ」のキャンプ場に向かうクルマがたくさん通って行きます。それも夏を感じさせます。
皆さんの夏の計画はいかがですか?。
今日は早出だったので昨日のことを今から書きます。
まず、この雨で甚大な被害を受けている九州やその他の地域の皆さんに心からお見舞い申し上げます。申し訳ないですが、おかげさまで石徹白では土砂災害などもなく消防の出動もありません。ありがたいことです。

これは昨日ちょっと寄ってきた中居神社の写真です。夕方に行ったので誰もいません。でも前に銚子にまで登った時は結構参拝客の方がおいでになっていました。
それからもうすぐシーズンになる石徹白のとうもろこしの様子。

石徹白の夏の風物詩ですね。各家々で栽培したとうもろこしがあちらこちらで見られます。これは早いほうで今月末には食べられそうな感じです。
ところで気づいてくれた方もいると思いますが、公式ホームページとここのブログが少しずつですがコンテンツが増えています。まずはホームページの「石徹白の山河」。
前任のS教頭先生の力作です。ようやく上げることができました。それとやのけんの「いとしロットの部屋」。おっさんの(・0・。) も思わずかわいいとうなるできばえです。
それとこのブログの「石徹白人オンラインショップ」。ようやくネット販売が可能になりました。でも申し訳ありませんが、注文はしばらくしないようお願いします。まだ細部が煮詰まっていないためです。(←7月15日、めでたく開店しました。よろしくお願いします。)
なぜ昨日HPやらブログやらのコンテンツが増えたかと言うと、昨日「公式ホームページ制作委員会」の寄り合いがあったからです。ここで自分の宿題がしてないとみんなから吊るし上げを食らうからです。宿題のなかったのはこんな方々。石徹白ポストカードを10枚綴りにする作業をしていました。

子供の時の夏休みの宿題みたいなモンです。大人になっても宿題って(^▽^;。
まあ、なんだかんだと頑張っている石徹白です。
梅雨の中休みといった風情の今日、皆さんは何をして過ごしましたか?。(・0・。) は明日は仕事なので選挙の不在者投票に行ってきました。
昼から「ちょっと銚子まで行ってこよう」と思い立ち、行ってきました。
2時10分、登山口をスタートしました。神鳩避難小屋に到着したのが3時15分でした。この前の神鳩までの練習は効果がなかったのか、途中で息が切れて3回ほど休憩しました。2日仕事が休みだと体重が2キロ位増えるのでそのせいかも知れません。

ここからが今日のトレーニングです。今日は土曜日のせいなのか、大勢の登山の人たちに会いました。単独もグループの方もいました。この時間帯ですから登るおバカは(・0・。) くらいです。みんな下りなので、(・0・。) に道を空けてくれました。山でする挨拶はすがすがしくていいですね。

3キロを過ぎるとまんま谷みたいな道があります。こりゃ獣も通るでしょう。

4キロ地点に来ました。ここまで来るとブナの原生林を抜け、空の下を歩きます。途中の木のトンネルみたいなところもいいですが、ここは風が感じられて天気がいいと気持ちがいいです。天気が悪いと不気味です。

笹の平原に来ました。ちょうど道の両脇の草が刈ってあって歩きやすかったです。もう少しで銚子ヶ峰です。

4キロを過ぎて登りが急になるところに「母御石(ははごいし)」があります。泰澄大師の後を追ってきた母を、白山は女人禁制のためやむなくこの岩を割って母を閉じ込めたとされる岩です。神の怒りに触れて槍の雨が降ってきたのでここに逃げたのでしたか。(S先生、補足をお願いします。)こんな大岩が所々に見られます。きっと火山の噴火で飛んできたんでしょうね。空から岩が無数に飛んでくれば槍の雨と伝えられても不思議ではないかも。

5キロ地点です。すぐそこが頂上なので見落としがちな標識です。この標識を昔一人1本ずつ背負って運んだとき、(・0・。) は銚子ヶ峰まであと800メートルという標識を担いで登ったのですが、今はもうなくなってしまっています。

銚子ヶ峰に到着しました。石徹白で一番高い場所(つまり郡上で一番高いところ)です。
で別山なんですが、雲がかかってこんな感じ。

写真を撮っていたら一ノ峰方向から幸二さんが降りてきました。今日道の草刈りをしていたそうです。70歳になっても山で仕事する足腰の強さには感心します。
30分くらい山頂にいたけど雲は晴れず、別山は見えずやむなく下山しました。

落ち葉の堆積でできた山の道ですからふかふかとしていて歩くと気持ちいいです。

下りは重力に身を任せてちゃっちゃと降りてきました。

先日石徹白で不幸な事故がありました。山頂でその人を思って拝みました。今日のブログはその人に捧げるつもりで書きました。