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2010. 02. 24  
ひらのです。こんばんは!

2月18日(木)~20日(土)の3日間、岐阜女子短大の先生・学生さん・卒業生ら、総勢8名が、石徹白に調査に訪れました。
引率は、岐阜女子短大教授の柳田良造先生。参加された方の多くは、建築を専攻している皆さんです。

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学生さんたちにとっては、石徹白の歴史、石徹白のかつての暮らしと今の暮らし、石徹白の建物・景観の特徴について学ぶことが目的でした。石徹白地区地域づくり協議会としては、学生さんたちの外部の眼から石徹白のことを見ていただき、石徹白のよいところ・課題を改めて見つめなおそうというのが狙いです。

初日はまず、石徹白の概要を知る ということで、石徹白の名所をまわりながら、石徹白の概要と歴史を学んでいただきました。

白山中居神社での正式参拝
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石徹白清住邸にて、神道の話を聞く
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2日目は、朝から3グループにわかれて、各在所(※)へ。各在所ごとに2~3軒、全体で10軒のお宅にお邪魔して、石徹白のかつての暮らしと今の暮らし、建物の特徴について、お話を伺いました。
※石徹白は、上在所・中在所・西在所・下在所の4つの在所(=集落)から成り立っています。

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かつて、大家族で暮らしていたときの話、田植えなど結いの話、冬の保存食の話、馬を家の中で家族同様に飼っていて、農耕や荷物運び用に使っていたという話、などなど、いろいろな話が聞けたようです。当初の予定では、1軒あたり1時間半程度を考えていたのですが、いろいろな話が尽きることなく、どの家も、2時間~2時間半ほど、お話していただきました。ご協力くださった地元の皆様、ありがとうございました。


2日目夜は、地域の人たちと地図づくりのワークショップを行いました。1つの班は地域全体の景観について、1つの班は家屋の状況について、気づいたことなどを地図におとしていきました。
景観班は、ボテンとよばれる地域内の地形の特徴や、地域の防風林、湧水の場所、水路の状況、道の変化などをまとめました。
家屋班は、家の利用状況(居住・別荘・空き家)をシールで貼ったり、家屋調査で気づいたこと、かつての遊び場などを、地図にまとめました。

どちらの班も、普段地域の人が持っている情報を地図の上におとすことによって、石徹白の地域の特徴がより目に見える形になったように思いました。たとえば、空き家の状況などは、これまでも、「あの家が空き家だ、この家が空き家だ」という話はよく話題に出るのですが、全家屋の状況を地図上に記録することによって、正確な数や分布を把握することができました。


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3日目は、学生たちが、2日半話を聞いてきたことを、レポートにまとめました。まとめはじめてみたら、これまで聞いてきたいろいろな話が思い出されてきて、聞き足りないところとか、もう少し聞きたいと思うようなところも出てきたようです。2時間半まとめ作業を行いましたが、時間が足りず、皆、家に持ち帰って、完成させることになりました。
お昼前、レポートを途中で切り上げて、3日間の感想をお互い言い合いました。


学生の子達の感想は、以下のようなものでした。
・まず、雪が多いということにびっくりしました。
・自分が住んでいるところから、こんなに近くのところに、これだけの歴史と信仰があるということに驚きました。
・空き家状況のシールを貼るとき、みんながすべての家のことを知っていて、まちのほうじゃありえないぐらい、お互いの家のことを知っていて、驚きました。
・家どおしでおすそわけをしたり、助け合いをしたり、みんな仲良く暮らしていて、人と人とのつながりがしっかりしていることに驚きました。
・みんなで村おこしをがんばろうとしていて、みんなで盛り上げていこうとしていることに、感動しました。
・みんな暖かくて、たくさん話してくれて、すごく歓迎してくれて・・・。昔のことを今の人たちに伝えなきゃという想いが伝わってきて、感動しました。
・すごく力のあるまちだと思いました。


僕はこの話を聞いて、思わず、涙が出そうでした。
最初は「先生に言われて仕方なく来た」みたいな感じだった子たちが、2日間でどんどん顔つきが変わっていって、すごくいろんなものを感じ取ってくれたことがわかったからです。
僕がいつも石徹白に来て思うのって、歴史や自然の素晴らしさはもちろんあるのだけれど、何よりも、石徹白の人々の暖かさとか、力強さとか、コミュニティとか、そういうところがいつも素晴らしいなぁと思うのです。
きっと、かつての日本の農山村って、皆で助け合って生きていかなきゃならないから、コミュニティがしっかりしていて、お互い助け合って、自然とともに、自分たちの力で生きてきたのだと思います。石徹白は、こういう自然の厳しいところだし、外から遠く離れて隔絶された山奥だからこそ、今でも、かつての日本の良さが残っているのだと思うのです。
2日間という短い時間だったけれど、19歳の女子短大生の子達が、そのようなことを感じ取ってくれたことが、とてもうれしかった。

3日目のお昼は、くくりひめのカフェへ。若い奥様たちが、カフェをはじめようとしている様子を見てもらい、そして、石徹白の料理を味わってもらいました。
その後、シャーロットタウンでボードを楽しんで、岐阜へと帰っていきました。


彼女達は、「また石徹白に来たい」と言ってくれました。また夏にも、このような調査合宿を実施していただければと思っています。

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岐阜県郡上市白鳥町石徹白。
岐阜県と福井県の県境・白山国立公園の南山麓に位置する小さな集落です。詳しくはこちらをご覧ください。

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