2010.
11.
14
出張続きでバタバタしてましたひらのです。おはようございます。
ほほーっさん、文化祭の記事ありがとうございました。写真をたくさん撮ったのに、ぜんぜんご報告ができなくて、すみませんでした。ひらのの個人的な感想も交えて、書いてみますね・・・。
***********************************
2年に1回の石徹白ふれあい文化祭。
僕は2年前に、はじめてこの文化祭に参加させていただいて、
とっても驚きました。
集落をあげて、文化祭をつくりあげている様子、
老若男女、皆さんが文化祭を楽しみにし、大切にしている様子、
ステージ発表や作品のレベルの高さ!
こんな文化祭は、ほかでは見たことがありません。
僕がこれまで暮らしていた都市部では、
文化祭は学校だけのものだったし、
仮に地域の人が参加するとしても、
ごく一部の人たちだけだったと思います。
ふれあい文化祭のテーマは、『石徹白は一つの家族』
石徹白の文化祭は、まさにこの言葉を実感できる文化祭です。
今年の文化祭は、参加者全員の「ふるさと」の大合唱で開始。
その後、この石徹白ふれあい文化祭の立役者である、
船戸先生への感謝状が贈られました。
2年に1回のふれあい文化祭は、今回で11回目なので、
20年近く続いているのですが、
このふれあい文化祭を第一回から前回まで、公民館長として
尽力されてきたのが、船戸先生なのです。
司会のすみえさんから、涙の花束贈呈です。

こちらは、保育園児の子達の踊りの発表。
しっかり踊っている女の子の後ろで、走り回る男の二人。
大爆笑のステージでした。

その後、8月に公民館で行った聞き書きの発表。
聞き書きとは何かについてはこちら
・馬とともに暮らした日々を語った
「よしあきと馬(されど77歳)」
・95歳でも元気いっぱいの友芳さんのお話
「“忙しい忙しい”が長生きの秘訣」
・娘さんたちが着飾って田植えをした様子を聞いた
「山の生活もおもしろいじゃで」
の三本の作品を朗読しました。
最後に発表した二人は、田植え衣装です。
皆さん熱心に聴いてくださいました。
ありがとうございました。

続いて、ササユリの会による演奏
「イエスタデイ・ワンスモア」、
ピンクレディーズによる「UFO」です。
石徹白の若嫁さんたちは、皆さん、エネルギーに溢れています!



その後、シャンソンの発表、民謡保存会の発表と続きます。


小学校の児童たちは、
「ふるさと石徹白のわらべ唄と民謡」を発表しました。
これは、「少年文化のつどい」で
発表したものです。

続いて、「いとしろウルトラクイズ」
若嫁さんたちが勢ぞろいして、石徹白についての知識を競うクイズです。
こちらは決勝戦の様子。
「石徹白で一番若い人は誰でしょう?」の質問に、
思わず自分の名前を答えてしまったり、
ぼけあり、突っ込みありの、クイズでした!

その後、小学校児童&保育園児が再び登場し、
手話による唄「かたつむり」が唄われました。
石徹白の子達の唄は、いつ聞いても、
本当に素晴らしいです。
一人一人の歌声が、生き生きと伝わってきて、
少人数とは思えない合唱になります。

最後は、「ふるさと合唱団」による演奏&歌。
※これだけ、写真が撮れませんでした。
どなたか撮っている方がいたらください。
「ふるさと合唱団」は、石徹白の父兄が集まって、
歌うものです。
今年は30名ぐらいだったかな・・・。
今年は、ビートルズの「イエスタデイ」の演奏の後、
アンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を歌いました。
「手紙」を歌う前に、公民館主事のちえみさんから、
以下のような説明がありました。
(※うろおぼえなので、完全に正確ではないかもしれませんが、
おおよその内容です)
「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」は、
15歳の自分が、未来の自分に宛てて書く手紙を歌った唄です。
石徹白は10年前から、15%人口が減りました。
10年後の石徹白はどうなっているのでしょうか?
それでも、未来へ希望を持ち続けていれば、
未来は明るいと信じています。
皆さんも10年後の自分に向けて、10年後の石徹白に向けて、
手紙を書いてみませんか?
明日から、農協・漁協・支援センターなどにボックスを設置するので、
そこに、10年後の自分に向けて書いた手紙を投函してください。
間違っても郵便局には投函しないでくださいね。(笑い)
そして、10年後の第16回の文化祭で、
皆さん、ここで再び、集まりましょう!
***********************************
拝啓 この手紙 読んでいるあなたは
どこでなにをしているのだろう
15の僕には 誰にも話せない
悩みの種があるのです
未来の自分にあてて書く手紙なら
きっと素直に
打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの
ひとつしかない、この胸がなんどもばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
拝啓 ありがとう 15のあなたに
伝えたいことがあるのです
自分とは何で どこへ向かうべきか
問い続ければ見えてくる
荒れた青春の 海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の船よ進め
負けないで 泣かないで
消えてしまいそうなときは
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も、傷ついて 眠れない夜もあるけど
苦くて甘い 今を生きている
人生のすべてに意味があるから
恐れずに、あなたの夢を育てて
負けそうで 泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの
負けないで 泣かないで
消えてしまいそうなときは
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
拝啓 この手紙 読んでいるあなたが
幸せなことを願います
(「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の歌詞より・・・)
***********************************
そんな文化祭でした。
今回の文化祭は、石徹白外の僕の知り合いの人たち・友人達が
見に来てくれていました。
「素晴らしかった。皆さん本当に心から楽しんでいるのが素晴らしい」
「想像をはるかに超えておもしろかった」
「皆さん多彩ですね。人口が300人いない集落とは思えない」
「地域に対して誇りと愛着がここまで持てるのは素晴らしい」
「皆の力を合わせてこれだけのことができるなら、石徹白の未来は明るいよ!」
そんな感想を口々に言っていただきました。
こんな文化祭に参加させていただいて、幸せです。
※また長文になっちゃいました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
※ステージ以外に、展示作品も素晴らしかったのですが、
写真を撮れませんでした。すみません。
ほほーっさん、文化祭の記事ありがとうございました。写真をたくさん撮ったのに、ぜんぜんご報告ができなくて、すみませんでした。ひらのの個人的な感想も交えて、書いてみますね・・・。
***********************************
2年に1回の石徹白ふれあい文化祭。
僕は2年前に、はじめてこの文化祭に参加させていただいて、
とっても驚きました。
集落をあげて、文化祭をつくりあげている様子、
老若男女、皆さんが文化祭を楽しみにし、大切にしている様子、
ステージ発表や作品のレベルの高さ!
こんな文化祭は、ほかでは見たことがありません。
僕がこれまで暮らしていた都市部では、
文化祭は学校だけのものだったし、
仮に地域の人が参加するとしても、
ごく一部の人たちだけだったと思います。
ふれあい文化祭のテーマは、『石徹白は一つの家族』
石徹白の文化祭は、まさにこの言葉を実感できる文化祭です。
今年の文化祭は、参加者全員の「ふるさと」の大合唱で開始。
その後、この石徹白ふれあい文化祭の立役者である、
船戸先生への感謝状が贈られました。
2年に1回のふれあい文化祭は、今回で11回目なので、
20年近く続いているのですが、
このふれあい文化祭を第一回から前回まで、公民館長として
尽力されてきたのが、船戸先生なのです。
司会のすみえさんから、涙の花束贈呈です。

こちらは、保育園児の子達の踊りの発表。
しっかり踊っている女の子の後ろで、走り回る男の二人。
大爆笑のステージでした。

その後、8月に公民館で行った聞き書きの発表。
聞き書きとは何かについてはこちら
・馬とともに暮らした日々を語った
「よしあきと馬(されど77歳)」
・95歳でも元気いっぱいの友芳さんのお話
「“忙しい忙しい”が長生きの秘訣」
・娘さんたちが着飾って田植えをした様子を聞いた
「山の生活もおもしろいじゃで」
の三本の作品を朗読しました。
最後に発表した二人は、田植え衣装です。
皆さん熱心に聴いてくださいました。
ありがとうございました。

続いて、ササユリの会による演奏
「イエスタデイ・ワンスモア」、
ピンクレディーズによる「UFO」です。
石徹白の若嫁さんたちは、皆さん、エネルギーに溢れています!



その後、シャンソンの発表、民謡保存会の発表と続きます。


小学校の児童たちは、
「ふるさと石徹白のわらべ唄と民謡」を発表しました。
これは、「少年文化のつどい」で
発表したものです。

続いて、「いとしろウルトラクイズ」
若嫁さんたちが勢ぞろいして、石徹白についての知識を競うクイズです。
こちらは決勝戦の様子。
「石徹白で一番若い人は誰でしょう?」の質問に、
思わず自分の名前を答えてしまったり、
ぼけあり、突っ込みありの、クイズでした!

その後、小学校児童&保育園児が再び登場し、
手話による唄「かたつむり」が唄われました。
石徹白の子達の唄は、いつ聞いても、
本当に素晴らしいです。
一人一人の歌声が、生き生きと伝わってきて、
少人数とは思えない合唱になります。

最後は、「ふるさと合唱団」による演奏&歌。
※これだけ、写真が撮れませんでした。
どなたか撮っている方がいたらください。
「ふるさと合唱団」は、石徹白の父兄が集まって、
歌うものです。
今年は30名ぐらいだったかな・・・。
今年は、ビートルズの「イエスタデイ」の演奏の後、
アンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を歌いました。
「手紙」を歌う前に、公民館主事のちえみさんから、
以下のような説明がありました。
(※うろおぼえなので、完全に正確ではないかもしれませんが、
おおよその内容です)
「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」は、
15歳の自分が、未来の自分に宛てて書く手紙を歌った唄です。
石徹白は10年前から、15%人口が減りました。
10年後の石徹白はどうなっているのでしょうか?
それでも、未来へ希望を持ち続けていれば、
未来は明るいと信じています。
皆さんも10年後の自分に向けて、10年後の石徹白に向けて、
手紙を書いてみませんか?
明日から、農協・漁協・支援センターなどにボックスを設置するので、
そこに、10年後の自分に向けて書いた手紙を投函してください。
間違っても郵便局には投函しないでくださいね。(笑い)
そして、10年後の第16回の文化祭で、
皆さん、ここで再び、集まりましょう!
***********************************
拝啓 この手紙 読んでいるあなたは
どこでなにをしているのだろう
15の僕には 誰にも話せない
悩みの種があるのです
未来の自分にあてて書く手紙なら
きっと素直に
打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの
ひとつしかない、この胸がなんどもばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
拝啓 ありがとう 15のあなたに
伝えたいことがあるのです
自分とは何で どこへ向かうべきか
問い続ければ見えてくる
荒れた青春の 海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の船よ進め
負けないで 泣かないで
消えてしまいそうなときは
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も、傷ついて 眠れない夜もあるけど
苦くて甘い 今を生きている
人生のすべてに意味があるから
恐れずに、あなたの夢を育てて
負けそうで 泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの
負けないで 泣かないで
消えてしまいそうなときは
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
拝啓 この手紙 読んでいるあなたが
幸せなことを願います
(「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の歌詞より・・・)
***********************************
そんな文化祭でした。
今回の文化祭は、石徹白外の僕の知り合いの人たち・友人達が
見に来てくれていました。
「素晴らしかった。皆さん本当に心から楽しんでいるのが素晴らしい」
「想像をはるかに超えておもしろかった」
「皆さん多彩ですね。人口が300人いない集落とは思えない」
「地域に対して誇りと愛着がここまで持てるのは素晴らしい」
「皆の力を合わせてこれだけのことができるなら、石徹白の未来は明るいよ!」
そんな感想を口々に言っていただきました。
こんな文化祭に参加させていただいて、幸せです。
※また長文になっちゃいました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
※ステージ以外に、展示作品も素晴らしかったのですが、
写真を撮れませんでした。すみません。
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ひらのさん。ブログご苦労様です。大作で読み応えがありました(^▽^。やっぱりそこに行っていないと分からないですね。でも11月は仕事で忙しいの(><。)。ブログで読めて嬉しかったです。
それとりんごさんや伊豆原さんが石徹白の田植えの格好までしてくれてありがとうございました。
それとりんごさんや伊豆原さんが石徹白の田植えの格好までしてくれてありがとうございました。
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